わたしは、幸福(フェリシテ)

Cast

Félicité フェリシテ

Félicité フェリシテ

ヴェロ・ツァンダ・ベヤ
VERO TSHANDA BEYA

コンゴ民主共和国に生まれ、キンシャサで育つ。経済学を学び始めるが、芸術に関心が高く、最終的に演劇を志し、女優となる。本作が初めての映画作品。

Tabu タブー

Tabu タブー

パピ・ムパカ
PAPI MPAKA

1974年、コンゴ民主共和国生まれ。父からメカニック・トレードを学び、いまはキンシャサに自身のガソリンスタンドを所有し、近隣の恵まれない若者を雇っている。キンシャサで行われたオーディションでタブーの役を射止めた。

Samo サモ

Samo サモ

ガエタン・クラウディア
GAETAN CLAUDIA

1997年、コンゴ民主共和国キンシャサ生まれ。オーディションでサモ役に選ばれる。今の夢は映画の勉強を続けること。

Staff

アラン・ゴミス

監督・脚本・編集

アラン・ゴミス
ALAIN GOMIS

1972年フランス生まれ。ギニアビサウ、セネガルにルーツを持つフランス人監督。2本の短編の後、2001年、初めての長編『L'Afrance』がロカルノ国際映画祭で銀豹賞(最高賞の金豹賞につぐ)を受賞。2007年にはサミール・ゲスミ主演の『Andalucia』を発表。つづく2013年の『Tey』はベルリン国際映画祭コンペティションに選ばれ、またアフリカ映画の最高峰の映画祭FESPACOで最高賞(エタロン・ドール)に輝く。長編第4作目にあたる本作『わたしは、幸福(フェリシテ)』でベルリン国際映画祭銀熊賞・審査員大賞とFESPACO 最高賞を受賞。1969年のFESPACO 創設以来史上初、ウスマン・センベーヌ、ユーセフ・シャヒーン、スレイマン・シセ、イドリッサ・ウエドラオゴ、アブデラマン・シサコ、マハマト=サレ・ハルーンといった名匠たちもなし得なかった、2度の最高賞を獲得した監督になった。

撮影

セリーヌ・ボゾン
CÉLINE BOZON

1975年生まれ。フランス国立映画学校(フェミス)出身。2004年、トニー・ガトリフ監督『愛より強い旅』の撮影で大きな注目を浴びる。ガトリフ監督とは『トランシルヴァニア』(06)でも組んでいる。その他の作品に、ヨルダンとレバノンで撮影されたダニエル・アルビド監督&メルヴィル・プポー主演『ファインダーの中の欲望』(07)、ジル・マルシャン監督&ルイーズ・ブルゴワン主演『誘惑/セダクション』(09)、ヴァレリー・ドンゼッリ監督『彼女は愛を我慢できない』(09)、同じくドンゼッリ監督の『わたしたちの宣戦布告』(11)など。評論家で気鋭の映画監督セルジュ・ボゾンは夫の従兄弟で、セルジュの作品の多くで撮影を手がけている。

編集

ファブリス・ルオー
FABRICE ROUAUD

ベルトラン・ボネロ監督の『SAINT LAURENT/サンローラン』(14)でセザール賞最優秀編集賞にノミネートされる等、活躍がさらに期待される編集者。その他の日本上映作品に、同じボネロ監督の『ノクトラマ 夜行少年たち』(16)、『ポリーナ、私を踊る』(17)など。アラン・ゴミス監督とは『L'Afrance』(01)、『Andalucia』(07)、『Tey』(13)、そして本作とすべての長編で組んでいる。